一般廃棄物処理基本計画概要



● 一般廃棄物処理基本計画とは

 一般廃棄物処理基本計画は、当該市町村の一般廃棄物を管理するための基本となる計画で、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第6条第1項」により、市町村が計画を定めなければならないとされています。
 本基本計画は長期的、総合的視点に立って、計画的なごみ処理の推進を図るための基本方針となるもので、ごみの排出抑制及びごみの発生から最終処分に至るまでの、ごみの適正な処理を進めるために必要な基本的事項を定めることとしています。


● 北但行政事務組合 一般廃棄物処理基本計画


 北但行政事務組合では、組合を構成している関係市町(豊岡市・香美町・新温泉町)の一般廃棄物処理基本計画を基に、関係市町の将来排出されるごみ量をまとめ、北但行政事務組合の一般廃棄物処理基本計画を策定しました。これらは広域ごみ処理施設整備に係る基礎データーとなるものです。
 その中で、平成25年度を施設稼動開始の予定と位置づけ、その時点でのごみ量の推計値を基に、中間処理施設の規模及び、最終処分場の搬入量を予測しています。処理・処分物については、関係市町の協議を経て、循環型社会の形成を目的とした分別区分を定め、その結果、環境に配慮した品目となっています。それとともに、災害ごみや処理困難物についても、処理・処分について明確にしています。
 なお、平成18年度において、新施設から発生する焼却灰・ばいじんの処理を(財)兵庫県環境クリエイトセンターに処理委託する方針が決定したことに伴い、それに関連する溶融処理やスラグの資源化等の処理主体の変更及び、最終処分量の見直しを行いました。

北但行政事務組合 一般廃棄物処理基本計画
タイトル 概  要
第1章 地域概要の把握 北但地域の地形・人口等を紹介しています。
第2章 一般廃棄物の排出状況 北但地域のごみ処理の現状・問題点課題点をまとめています。
第3章 基本方針及び目標年次 本計画におけるごみ処理の基本方針と計画期間、計画達成目標年次を定めています。
第4章 一般廃棄物の将来予測(第一次) 北但地域の平成11年度から平成15年度までの実績を基に、将来の人口やごみの排出量を予測しています。
第5章 一般廃棄物の将来予測(第二次) 第一次予測を基に、循環型社会形成に向けて、関係市町の分別の統一や施策等を取り入れて将来のごみ量及び処分量を予測しています。
第6章 ごみ処理の主体 北但地域における収集運搬や処理処分の将来の役割分担を明確化し、まとめています。
第7章 ごみ処理基本計画 北但地域の排出抑制・再資源化・分別の統一などをまとめ、循環型社会形成の推進に努めるための基本的な事項を定めます。


● 新施設の規模

 関係市町の一般廃棄物処理基本計画により、北但地域で整備する「広域ごみ・汚泥処理施設」の稼動開始予定年次(平成25年度)における「ごみ処理量」及びそれらに必要な新施設の規模は

                  焼却施設:174t/日  リサイクルセンター:37t/日

となります。


 なお、新温泉町の蛍光管・乾電池を除く資源ごみについては、現在稼働している新温泉町リサイクルセンターを今後も活用し、処理することを町として判断されました。


戻る